SketchUp7では、「レイヤ0」、SketchUp8では「Layer0」と表記されているレイヤがデフォルトのレイヤです。
デフォルトのレイヤは通常、他のレイヤと違い、削除したり名前を変更することができません。
しかし、SketchUp7で作成したファイルをSketchUp8で開いた際に、このデフォルトのレイヤが削除できる状態になってしまいます。
レイヤマネージャで「レイヤ0」を削除したり、ウィンドウ>モデル情報>統計 にて、「不要アイテムを完全に削除」などを行うとSketchUpがクラッシュしてしまいます。
この問題を回避するために、下記の操作を行なって下さい。
- ファイルを開きます。
- ウィンドウ>Rubyコンソール を選択します。
- Rubyコンソールの下部の入力ボックスに、下記のテキストをコピー・アンド・ペーストします。
In the Ruby Console type Sketchup.active_model.layers[0].name='Layer0'
- キーボードから、Enterキーを押します。
- フォイルを保存します。(名前を別名で保存することをお勧めします)
- レイヤマネージャが表示されている場合は、一度閉じて、再度表示してください。
「レイヤ0」から「Layer0」にレイヤ名が変更され、デフォルトのレイヤとしての属性が与えられました。