2012年1月31日火曜日

【翻訳】3DOn ARchitecture: iPhoneやiPadでAR(拡張現実)

イギリスでのみ販売されていた3DOn ARchitectureが全世界で販売されることになりました。



3DOn ARchitectureは建築向けのAR(拡張現実)アプリです。SketchUpで作成したモデルをアップロードしてiPhoneとiPadで見られます。3つのモードがあります。
プレビューモード:モデルを写真の上に重ねて表示します。モデルを回転したり、上下左右に移動することができます。
ウォークモード:iPhoneやiPadでの直感的な操作で、モデルの中や外を自由に見ることができます。
オンサイトモード:iPhoneやiPadのカメラを通して、その場でリアルタイムにモデルを表示させることができます。


3DOn ARchitectureはiPhone(3GS以降)かiPadでダウンロードできます。詳細は3DOnのサイトをご覧になるか、3DOnチームのTwitterをフォローしてください。



投稿:Chris Cronin、SketchUpセールスチーム
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2012年1月30日月曜日

【翻訳】Skelion:太陽光発電のデザインができるSketchUpプラグイン

SkelionはSketchUpで太陽エネルギー設計を簡単にするために開発されました。太陽光パネルを自動的に設置できるプラグインです。太陽エネルギーのプロフェッショナルが開発しているので、他業界の人でも簡単に使えることと思います。Skelion開発者の一人に話を聞きました。
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自己紹介を簡単にお願いします。
技術を担当しているSam Jankisです。スペイン人の技術者兼プログラマー、Juan Ponsと共同で開発しています。Skelionは2年の開発を経て2011年に誕生しました。このプラグインを使うとGoogle SketchUpのモデルに自動的に太陽光パネルを設置できます。

Skelion開発のきっかけを教えてください。
Google SketchUpで太陽システムのデザインを自動化しようと開発しました。今やクリック4回、4時間ほどで作業が終わります。Skelionで太陽光パネルシステムのレイアウトやエネルギー生産レポートに費やす時間を大幅に削減することができ、事前調査に今までの4倍の時間がかかられるようになりました。

使い方を教えてください。
太陽光パネルを設置したいモデルの面を選択して、太陽光パネルの青いマークをクリックします。メニューが表示されるのでパネルの傾きや方向、パネルの種類、日時を設定します。設定したデータベースから光起電性パネルが選択され、縦向きにも横向きにも設置可能です。
自動的に太陽光パネルを面に配置します。でこぼこな面にも設置できます。詳しくはビデオチュートリアルをご覧ください。



Skelionの目標を教えてください。
太陽エネルギー産業界でSkelionが標準ツールになることを目指しています。太陽光パネルデザイナーが使えばすぐに気に入ってくれると思います。


プラグインがダウンロードできる場所を教えて下さい。
ダウンロードページからダウンロードしてください。無料版でも自動で太陽パネルを挿入できる機能があり強力なツールです。プロ版ではエネルギーレポートなど役に立つ機能が備わっています。


投稿:Chris Cronin、SketchUpセールスチーム
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2012年1月26日木曜日

【翻訳】Trelligence Affinityでモデリングをもっと便利に

新しいプロジェクトを始める時に、建物に必要な空間などを配置するバブルダイヤグラム(建築での初期段階の計画図)を使う設計者がいます。
バブルダイアグラムは部屋配置などの平面または立体的な位置情報を把握するのに便利です。

有用なバブルダイアグラムを作成するためにSketchUp Proを使用した例の中で、意中の計画に表現力が沿わないものをよく目にすることがあります。
部屋を配置して、グループ化し3Dにアレンジしていきます。
それは建築物というよりも、むしろ靴箱モデルという表現が正しいようにさえ感じてしまいます。
この方法は非常に便利ですが問題もあります。
部屋の大きさを変更すると、計算表とデザインに食い違いが生じてくるのです。

そこでSketchUpとインタラクティブに作業ができるTrelligence Affinityが登場しました。プログラム情報を異なる方法で視覚化し、デザインに反映する使いやすいツールです。このソフトはWindows版のみです。

新しいSketchUpのAffinityプラグインを使うと、靴箱モデルを計算表と設計に必要な基本データに常にリンクします。例えば、会議室を入れ忘れた、うっかりしてカフェテリアの大きさを倍にしまったなどの問題をAffinityは直ぐに知らせてくれます。
SketchUpからでもAffinityからでも作業ができ、双方向に修正が反映されます。


まずSketchUpでモデルを作成します。私はこの形を靴箱モデルと呼んでいます。


モデルをAffinityプラグインで読込んで、便利なメタデータに割り当てます。


AffinityではスキャンされたSketchUpデータを様々な方法で見ることができます。


Affinityの建築プログラムとSkethchUpモデルはリンクしています。

わかりやすいビデオをご覧ください。


Affinityの詳細情報とプラグインをダウンロードするには、プラグインページをご覧ください。

投稿:Chris Dizon、Aidan Chopra、SketchUpチーム
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2012年1月16日月曜日

【翻訳】SketchUp でアイディアを実現しよう:あなたのプロジェクト、私のプロジェクト

アイディアを実現しよう。」プロジェクトに応募いただいたたくさんのSketchUpユーザーの作品を見ていると、多くのアイデアが「便利にする」のが目的であることに気がつきました。(きちんとした理由があって皆さんはデザインされてますね!)

自分が「便利に使う」ためにデザインする人たち、お二人の例をご紹介します。

サトウカエデのサイトテーブル(Chris Donaghue氏)

物置小屋(Gary Watson氏)

NYC SketchUp User GroupのJonathan Hirschman氏がデザインした、the Kapsule LightstandやAmazon Kindleの照明アクセサリーのように、他人が「便利に使う」ためにデザインして販売する人もいます。(追記:このプロジェクトは資金提供者を募集しています!

Kapsule Lightstand(Jonathan Hirschman氏)

Heckler DesignのDean Heckler氏によるAppleコードホルダーも資金提供を募っており、デザイン過程の素晴らしいストーリーが次のムービーでご覧になれます。



自分のためのデザインも世界中の人たちのためのデザインも、作品を募集しています。
応募フォームから作品をお待ちしています!

投稿:Mark Harrison、コミュニティマネージャー
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2012年1月11日水曜日

【翻訳】狭い室内を見やすくするには

小さな部屋をモデリングしていると、部屋の中を見るのが大変です。壁と天井が邪魔して見づらくなります。
解決法の一つとして、ドールハウスのように天井を取ってしまい、上から作業をする方法があります。部屋の角から眺めるシーンを作成して、視野を90度といった超広角に設定するユーザーもいます。


狭い室内を外から見るのは至難の業です。


天井を取って上からの視点に切替えました。
便利ですが面倒です。


部屋の角に立って視界を広く設定しましたが、
この見え方は自分がハエになったような気分です。

上記のテクニックはある程度有効ですが、個人的にはこれでは本を鍵穴から覗き見て読んでいるようなものです。
小さな部屋をモデリングする時には、SketchUpの両面にそれぞれ異なるマテリアルを付加する、という私の好きな方法で作成するのが有効です。


スーザンとサンの間にある面は、片側が黄色で片側が緑と異なっている。


不透明度を0にしたマテリアルを作成し、緑の側にペイントするとシースルーになる


エンティティ情報のダイアログボックスを見ると、前面が黄色で背面がシースルーになっている

外側の面に透明なマテリアルを付加することで、中が見えるようになりました。とてもシンプルでとても便利な方法です。


全ての外壁に透明なマテリアルを付加しました。内壁は不透明なままです。


私のモデルをオービットでいろいろな角度から見てみます。
床からも見ることができます。

投稿:Aidan Chopra、SketchUpエバンジェリスト
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2012年1月10日火曜日

SketchUp Pro8J評価版ダウンロードキャンペーン

ただ今、Google SketchUp Pro8J評価版をダウンロードされた方で、Google SketchUp Pro8Jをご購入いただいた方に、もれなくSketchUp公式ハンドブック(7,000円相当)をプレゼント中です。


SketchUp公式ハンドブック


初めての3次元のための演習、設定、各コマンドの演習、応用まで幅広い内容が収録されています。
Google SketchUp Proのサポートを行うアルファコックスだからこそ、ユーザーの声を反映したハンドブック(操作マニュアル)が作成できました。

ぜひこの機会に評価版をお試しいただき、ご検討ください!
SketchUp公式ハンドブックの立読みをする

※キャンペーンは予告無く終了する場合がございます。ご了承ください。

2012年1月6日金曜日

SketchUpチュートリアルビデオの日本語字幕

先日ご紹介したSketchUpの新しいチュートリアルビデオは日本語字幕に対応しています(ベータ版です)。
日本語で表示されると内容が更にわかりやすくなりますね。
日本語字幕の表示方法です。

コントロールバーの右側にあるCCというアイコン(赤丸で囲ったアイコン)をクリックしてください。

英語字幕が表示された場合は、再度CCアイコンをクリックしメニューを表示します。
キャプションを翻訳>日本語をクリックします。

日本語字幕が表示されます。

字幕を非表示にするにはCCメニューを表示して、一番下の「キャプションをオフにする」をクリックしてください。

【重要】SU Animate V4へのバージョンアップについて

SU Animate V4へのバージョンアップは有償版、無償版共に
2012年1月31日18:00まで
となります。
2月1日よりアップグレード版の販売は無くなりますのでご注意ください。

アップグレード版の販売継続に関しましては、開発元と交渉を重ねたのですが、販売終了ということになり、当社としましても大変残念な結果となってしまいました。
ユーザーの皆様には、ご迷惑をおかけすることとなり大変申し訳ございませんが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

無償アップグレード

SU Animate3からの無償アップグレード対象者は2011年8月以降にご購入された方でユーザー登録されている方になります(2012年1月31日18:00まで)。
※代理店で購入された場合には購入日を確認させていただく場合がございます。購入日を証明できるものをご用意ください。
12月19日以降、ユーザー登録いただいた住所に順次発送になります。
ユーザー登録はこちら

有償アップグレード

有償アップグレード版の販売は2012年1月31日18:00までとなります。
【2012.01.24追記】
【注意】決済完了及び入金が1月31日18:00までに当社で確認できない場合は、キャンセルさせていただきます。

2012年1月5日木曜日

【翻訳】ハリウッド界のアーティスト、Harald Belker氏の迫力ある作品

皆さんはどこかでHarald Belker氏の作品を見たことがきっとあると思います。ハリウッド界を代表するアーティストとして、Harald氏は映画で登場する有名な乗り物を手がけています。
例えば:



Filter Foundryの友人からHarald氏が彼の最新のプロジェクト、PULSE: the complete guide to the future of racingで主にSketchUpを使用していたと聞いて、私たちは大喜びして早速Harald氏に連絡を取り、彼から話を聞くことができました。

Harald氏:作品はSketchUpのみで作成しています。SketchUpを使うと自分のアイデアがすぐに形にでき、無限の可能性が広がります。SketchUpは文字通り、鉛筆でスケッチをするように簡単に使えるのです。


まずSketchUpで作成し、PhotoShopでビジュアルの仕上げをします

Harald氏:SketchUpを使うと、自分がデザインした乗り物を簡単に作成することができます。私のSketchUpの典型的な使い方は、3Dモデルを作成、アングルの設定、画像をエクスポートしてPhotoShopでイラストを作成するときの下地として使うことです。


SketchUpとPhotoShopのお陰で空間デザイン技術が向上しました

Harald氏:SketchUpは映画関係者の間にあっという間に広がり、今では私の知人は全員SketchUpを使っています。
映画業界においてSketchUpの果たす役割は大きいです。
多くの人がSketchUpを使用しているので素晴らしい共通ツールにもなっています。私が作成したデータを他の人に渡してデータを追加してもらうこともできます。全ての人と一緒に作り上げていくことができるツールなのです。

刺激的なレース(「PULSE」から)

ありがたいことに、Harald氏はベテランの工業デザイナーが、持っている知識をシェアするのは当然の義務であるという信念の元、Filter Foundryの SketchUp quick tipsで記事を投稿しています。彼の最初の投稿は、「SketchUpでタイヤを簡単に作る方法」です。今後の記事もお楽しみに。(訳者注:Filter Foundryの記事を読むにはFilter Foundryへの登録、ログインが必要です。)


Harald氏はFilter Foundryで記事を提供している

最後にとっておきのお知らせを。Harald氏は私たちと同じような使い方もしていましたよ。
彼の自宅のモデリング(モデリングしようとしていた)です!

多くの人と同じように、Harald氏も自分の家をデザインするためにSketchUpを使い始めました。

Harald氏:SketchUpを使って自分の家を建てた友人からSketchUpの使い方を教わったんです。自宅の完成前に、僕の夢の家をデザインし始めたんですが、最終的には15,000平方フィートになってしまいました。ちょっと大きいと思ったけど、夢を大きく持つのは悪いことじゃないですよね。

お話を聞かせていただいたHarald氏と、Harald氏を紹介してくれたFilter Foundryの友人に感謝いたします。Harald氏の作品をもっと見たい方は、Filter FoundryのHarald’s padとHarald氏個人のサイトharaldbelker.comをご覧ください。

投稿:Gopal Shah、SketchUpマーケティング
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