2011年6月28日火曜日

【翻訳】ビルディングメーカー対応の都市が増えて新しいコンテストが始まります

アルゼンチンの市民とカナダの首都に住んでいる方に朗報です。6つの都市でビルディングメーカー用の画像を追加しました。

  • ブエノスアイレス、アルゼンチン
  • コルドバ、アルゼンチン
  • マル・デル・プラタ、アルゼンチン
  • メンドーサ、アルゼンチン
  • ロサリオ、アルゼンチン
  • オタワ、カナダ

お知らせはこれだけではありません!これらの都市のモデリング作成を支援するため、初めてのビルディングメーカーのモデリングコンテストを2011年6月15日から開催します。コンテスト期間中に上記6都市のモデリングを行うことで参加できます。カテゴリーは2つ、ベストモデルとモストモデルです。一等賞はGPS搭載のデジタルカメラ、二等賞はビルディングメーカーTシャツ、そして三等賞はGoogleトラベルマグです。ご参加お待ちしています!







投稿:Nicole Drobeck、ジオコミュニティー プログラムマネージャー
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2011年6月27日月曜日

【翻訳】米国グリーンビルディング協会本部のスペシャルツアー

私たちの友人であるIgloo Studios社は「マルチタスカー」です。デザイナーや建築家用の3Dギャラリープラグイン【訳者注:当ブログにIgloo社のプラグイン、Product Connectの特集記事があります。】を精力的に製作する一方で、ポッドキャスト配信を行ったり、SketchUpトレーニングプログラム有名な本を出版しています。【訳者注:紹介リンクは全て英語です】

彼らの最近のプロジェクトはワシントンD.C.にある米国グリーンビルディング協会本部のバーチャルツアーです。(注意:ご覧になるにはGoogle Earthプラグインのインストールが必要です。)


このプロジェクトは多くの点で非常に素晴らしいものです。まず第一に、米国グリーンビルディング協会の75,000平方フィートの建物には、効果的で革新的な環境に配慮した設備が多数採用されており、LEEDのプラチナ認証を取得しました。米国グリーンビルディング協会は環境に配慮した建物の成功例として、専門家が定期的にツアーを行っています。


米国グリーンビルディング協会本部

しかし全ての人がワシントンD.C.を訪れることはできません。それでIgloo Studios社はこの建物のユニークなGoogle Earthツアーを企画しました。Google Earthプラグインのカスタムインスタンスを使い、3Dギャラリーの製品カタログを応用してIgloo社は建物のエクステリアとインテリア両方の素晴らしいツアーを制作することができたのです!


インタラクティブなツアー

3Dビルディングの中を歩いていると、オーディオガイドツアーや写真、埋込みビデオなど楽しめるコンテンツがたくさんあることに気がつくと思います。建物の素材や製品をクリックすると、環境に配慮された建物にはどんな素材が使用されているかを学ぶことができます。

ツアーが終了したら試験が受けられます。この試験では現地のツアーで教育を受けるのと同じ知識が身につきます。
このツアーが素晴らしい次の点は、ビルの中で自分のプロジェクトに役立ちそうなモデルを見つけたら、ダウンロードしてSketchUpに使えるところです!


建物の材料について学べて自分のモデルとしても使用できます。

このようにもし建物や製品のビジュアライズをお考えの方は、ぜひIgloo社にメールで連絡してみてください。【訳者注:メールは英語です。】

投稿:Chris Cronin、SketchUp Proセールス
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2011年6月24日金曜日

【翻訳】未来の街:アイルランド ウェストポート

アイルランドのウェストポートではここ数年、未来の街コンテストを開催しています。名前の通り、このコンテストはウェストポートの未来の街をSketchUpでデザインするものです。今年のコンテストに向けて、私たちはアイルランドまでSketchUpモデリングの基本テクニックを学生に教えに行きました。


SketchUpでコンテストに取り組む学生たち

トレーニング後、学生たちは2ヶ月半の間ウェストポートの街は将来どのようにあるべきかというビジョンを発展させました。私たちはその中から革新的でクリエイティブ、かつ実用性のあるデザインかどうかに基づき審査を行い受賞者を決定しました。多くの学生の作品は環境保全技術や再生可能エネルギー、持続可能性を考慮したものでした。


優勝したElectric Spoon Paradeチームのデザイン

今年の優勝者はElectric Spoon Paradeチームでした。街の運河を水力発電として利用し、街のあちらこちらに設置した雨水貯水システムの水を温室で使用したり、ろ過してスポーツ複合施設で使用する作品です。また自動車交通と歩道橋用のバイパスが地下に設置されていることも重要なポイントとなりました。


写真はConor McKeown氏から提供いただきました

私たちは祝賀パーティーを開き優勝者の発表と、受賞された皆さんには上の写真で着けているサングラスを始め様々な楽しいGoogleグッズを授与しました。ウェストポートの町議会は優勝チーム全員にギフトカードを進呈しました。

ウェストポートはアイルランドの小さな街ですが、未来の街への大きなアイデアで溢れていますよ!

投稿:Nicole Drobeck、ジオコミュニティープログラムマネージャー
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2011年6月23日木曜日

【翻訳】セルビアでの3Dパーティー

3Dギャラリーのzexland氏として知られるスーパーモデラーのZeljko Zdravkovic氏が、セルビアのベオグラードでモデリングパーティーを開催しました。モデリングパーティーというのはワークショップとカンファレンスを合わせたもので、地域の人たちを対象にジオモデリングの学習や特定の地域をモデリングします。Zeljko氏はセルビアの各地域(ベオグラード、ノヴィ・サド、ニシュ、アランジェロヴァツ、パンチェヴォ、パラチン、ザイェチャル、オブレノヴァツ、ヴァリェヴォ、バチュカ・パランカ、コソヴスカ・ミトロヴィツァ、チュプリヤ、ヤゴディナ)に住むモデリング経験者と未経験者の両方を招待しました。


セルビアの各地域からベオグラードのイベントに参加しました。


二人の才能あるモデラーが遠方からこのイベントに駆けつけてくれました。フランスからBruno Redureau(3DCité)氏とギリシャからMano Papanikolaou(}-M@No->)氏です。
【訳者注:当ブログにMano Papanikolaou氏の特集記事があります】

イベント初日は基本的なことを学びましたが、2日目からは街に出かけ、特にベオグラードのボヘミア地域であるスカダルリヤの街のツアーをして楽しい時を過ごしました。スカダルリヤにはスイカみたいに大きな石畳の通りに並ぶたくさんの小さな店やレストランがあり、私たちはそこで後にモデルにテクスチャを貼る時に使う写真を撮りました。


皮肉にも、フランスのBruno氏がスカダルリヤのモデルを最初に完成させました!
レストラン ズラトニ・ボカル


一方でベオグラード出身のStevan Suklovacki氏はモデルを2つ作りました!
(“Stambeni objekat u Skadarskoj ulici”と“Zgrada u Skadarskoj ulici”)

モデリング技術の学習と質疑応答に加えて、グループはそれぞれの地域のジオモデリングプロジェクトの話を交換し、その間中おいしいセルビアの料理をつまみました。セルビアの仲間たちは交流して3Dギャラリーでの名前と実際の顔を一致することができました。


モデリングの準備はバッチリ!

熱心なGoogle Map製作者でありパノラミオユーザーでもあるSrdjan Vidakovic氏が、パーティー2日目のアルバムを作成してくれました。このイベントの写真をもっと見たい方はこちらベオグラードの街を3Dでご覧になりたい方はこちらです。

自分の街でモデリングイベントの開催を考えている方はこちらをご覧ください。よろこんであなたの街の3Dマップを作るお手伝いをします!

投稿:Nicole Drobeck、ジオコミュニティプログラムマネージャー
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2011年6月22日水曜日

【翻訳】ヨーロッパ最大の秘められた街が3Dで明らかに

[Google Lat Long Blogからのクロスポストです]

ブリュッセルはヨーロッパ最大の秘密のベールに包まれた都市です。ヴィクトル・ユーゴーやカール・マルクス、ジャン=クロード・ヴァン・ダムまで多くの人が生活するベルギーの魅力的な首都です。このたびGoogle Earthのバーチャル3Dでこの素晴らしい都市を訪れることができるようになりました。



街の地図に何千もの3D建物が追加されました。EarthビューのGoogle MapやGoogle Earthの3Dビルディングレイヤーを使い、歴史ある建物に囲まれた都市を訪れることができます。

Google EarthギャラリーのKMLツアーで歴史的建造物をご覧ください。

ベルギーのブリュッセルの中心地にある大広場、グラン=プラスからスタートしましょう。17世紀に建てられた歴史的建造物のギルドハウスは豪華な彫刻や切妻、金の文様で装飾されており、また壁面には錬金術の秘密の調合法が刻まれているとも言われています。


そこからまさに(バーチャルの距離で)石を投げられる距離に王宮と、カール5世に因んだ王の家があり有名な金羊毛騎士団の財宝が収容されています。世界的に有名なシュールレアリスト達の作品が見られるマグリット美術館もあります。


旋回して、ブリュッセルの裁判所である印象的な最高裁判所をご覧ください。街の地平線の中心的な存在です。


途中でノートル・ダム・デュ・サブロン教会が見えてきます。ブリュッセルのゴシック建築を代表する建物です。

次のポイントはサンカントネール公園で、1880年のベルギー独立50周年を記念して建設されました。大きなアーチの横に建つ大きな建物は博物館として使われており、1900年まで遡って歴史を学ぶことができます。


おそらくブリュッセルで最も有名なランドマークはアトミウムではないでしょうか。1958年に建てられた金属の建物で、鉄の結晶構造を1650億倍に拡大した形をしています。アトミウムの展望台からはブリュッセルの全景が一望できます。


ブリュッセルを離れる前に、27カ国がゆっくりと確実に順調で平和な組織へと姿を変える欧州議会に立ち寄ってみましょう。Googleのベルギーオフィスが近くにあります。見つけられますか?


Google Earthでブリュッセルのツアーを終えたら、市民がGoogleの無料3Dツールで街をモデリングしているアントワープへ北上してみましょう。
バーチャル旅行はクールでしたか?もし自分の街をモデリングしようと思ったら、Googleビルディングメーカーを使ってすぐにでも始められますよ(利用できる地域はこちら)。

ツアーを楽しんでください!

投稿:Julien Blanchez、ベルギーカントリーマーケティングマネージャー
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2011年6月21日火曜日

Google SketchUp 8 公式ハンドブック立読みできます

Google SketchUp 8 公式ハンドブック、続々と出荷中です。まだお手元に届かない方はもうしばらくお待ちください。

Googleブックスでハンドブックの一部が立読みができるようになりました。ぜひご覧ください。


大きくご覧になりたい方はこちらから

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表紙: カラー
本文: モノクロ
ページ: 253ページ
出版元: 株式会社アルファコックス
商品の寸法: A4
データCD付:演習形式で使用可能、コマンドリファレンスとして使用可能

目次

  • 準備(ダウンロード/システム要件/Pro版とフリー版の違い)
  • 01. 3次元モデリングスタート
  • 02. 環境設定
  • 03. モデル情報
  • 04. 各種設定
  • 05. マテリアル/テクスチャ
  • 06. コンポーネント/グループ
  • 07. ツールアイコン
  • 08. ファイルのインポート/エクスポート
  • 09. 各メニュー紹介
  • 10. Googleオンラインサービス活用術
  • 11. フォローミーと交差
  • 12. サンドボックスツールを使う
  • 13. フェイスミーコンポーネントの作成
  • 14. シームレスマテリアルの作成
  • 15. ダイナミック(動的)コンポーネント
  • 16. LayOut3を使いこなす
  • 17. Style Builder2でオリジナリティを出す
  • 18. モデリング演習1
  • 19. モデリング演習2
  • 20. 断面を使ったプレゼンテーション
  • 21. Rubyスクリプト
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【翻訳】SketchUpでの個人製作:入門書

メーカー・フェアの記事を更新後、たくさんの熱心なSketchUpモデラー達が自分たちのデジタルモデルが紛れのない本物の物体になると大興奮、個人製作についてたくさんの反響がありました。このアイデアはワクワクしますが、実際に「アイデアを形にする」過程はなかなか大変です。今回入門書を作りましたので、SketchUpが多少わかる方なら参考になると思います。

はじめに
個人製作には(少なくともSketchUpでは)基本的に2種類あることを理解してください。
技術が完全に異なり、それぞれ特定のオブジェクトに適しています。どちらを選ぶかは何を作りたいかによって決めてください。

2D CNC(コンピューター数値制御)製作

2D CNC 製作は構成要素をパーツごとに切って平らなシートに出力する方法です。
平らなピースはスロット(組立て用の穴や溝)や締め具、糊などを使い人の手で組み立てて立体にしなければなりません。この方法はきれいに全て組み立てられるパーツ一式をデザインできるかどうかが重要です。実際に2つのモデルを製作することになります。一つは完成図(Image 1)、もう一つはカットするピースを横に並べた図です(Image 2)。


Image 1: パーツを組立てた完成モデル。
このモデルはメーカー・フェアで使用されるJohn Bacus氏のロボットのデザイン


Image 2: 2番目に必要なカットするピースのレイアウトモデル
構成要素の数でコストが決まるので、コストダウンには効率が良いデザインが求められる。
右のレイアウトは左のモデルを真上から見たところ(透視図法をオフにしている)。


完成したロボットにレンダリングをかけている。
今回のモデルは異なる半透明の色のアクリルシートを数枚使いカットされた

CNC製作のコストは一般的に2つの要素で決まります。素材のタイプと素材の量です。これによりカットシートをできるだけ効率的にデザインしなければなりません。

CNC製作についてもう一つ。カット方法は機械によって異なります。レーザーを使うものや、水、金属片を使うものなどがあります。カット方法によりそれぞれ切り口や裁断幅が異なるので(下図Image 4参照)どのカット技術を使えばよいかを知ることは重要です。カットシートのデザイン時にはこれらのことをよく覚えておいてください。


Image 4: 切り口はどの機械を使っても必ず発生する。
レーザーはほとんど切り口が発生しないが、CNCルーターはかなりの幅の切り口ができる。

もしCNCハードウェアの購入を検討中でしたら、ShopBotを一度ご覧になってください。この機械はメタルルーターの種類が豊富で、主に木工用に作られています。
一方で、自分のモデルをカットして配送してくれるサービスをお探しでしたら、Ponokoのサイトをよくご覧になってください。よくデザインされ、初心者に親切で良心的な料金設定です。2DカットシートファイルをPonokoに送るときには、Google SketchUp Proを使ってEPSファイルをエクスポートする必要があります。Ponokoの「2Dデザインのヒント」のページは素晴らしく役に立つものです。

3Dプリンティング

3Dプリンティング(積層造形とも言います)は土台の上に材質を吹きかけて造形します。
3Dの形が完成するまで、底辺から上に向かってレイヤーが「プリント」されます。3Dプリンターにはプラスチック、樹脂、粉末(固形に固められる)や金属を使うものがあります。プリンターはモノクロやマルチカラーに対応するものがあります。


Image 5: どのプリンターを選んでも、始めのステップは立体模型を作成します。工程を少し省略して説明します。


Image 6: 3Dプリンターは立体オブジェクトを作成するために何層ものレイヤーを作ります。
一時的に浮いてしまう要素は湯口や他の型のサポートが必要なことがあります。しかし上の図には見えないようになっています。


Image 7: SKPRbotの3Dプリントのレンダリング。これは一種類の素材しか使っていないためモノクロですが、専用の機械を使えばマルチカラーの出力も可能です。

一般的に、3Dプリントの価格はプリントする物体の物理サイズによります。プリンタの大きさは最高でも電気の傘くらいです。高価に見えそうな素材(ステンレスシートのような)を選んでください。しかし樹脂やプラスチックでプリントされたもので、手の平サイズの大きさのものは思いのほか経済的です。

いくつかの機械はメインの素材と補助素材(ワックスが多いです)が相互に接続されて出力し、補助素材で出力される動くパーツは空間が発生します。全ての立体が出来上がると、補助素材が溶け出して、メインの素材が残ります。この方法は玉継ぎ手やねじ部のような、結合部がきっちり締まる試作品を作る素晴らしい方法です。

3Dプリンタで出力できるようにSketchUpで気をつけることは固体性です。3Dプリントは固い素材から作られますが、一方で全てのSketchUpモデルは全面的に引っ張ったり窪ませて造形されます。熱心なSketchUpユーザーはどうすればいいでしょうか?

答えは固体を考慮できるモデルを作ることです。ソリッドモデルは(SketchUpに関しては)完全に囲まれています。もし水を入れて振っても絶対にこぼれません。幸いにもSketchUpには最近追加された特徴の一つである、個体性のチェッカー機能があります。エンティティ情報のダイアログボックスでグループやコンポネントが固体であるかをチェックすることができます(下図のImage 5をご覧ください)。
このことに関して(それからSketchUp Pro8のソリッドツールについて)は去年のブログ記事(訳者注:記事は英語です【動画あり】)で詳しく読むことができます。

自分でプロ仕様の3Dプリンターを購入する場合は、いい車を1台買うくらいの値段を見込んでください。高くて買えない方(私もです)には趣味用の機械で、比較的手頃な値段で自分で組み立てられるものがあります。RepRap projectの関連商品で、よく知られている商品ユニットはMakerBot Industriesで販売されています。1500ドル以下で自宅で個人製作が可能です。熱狂的なコミュニティはSketchUp(と他のソフト)をオンラインワークフローに導入しようと工夫しています。きっと素晴らしい時を過ごせるでしょう。


MakerBot industriesのThe Thing-O-Maticは全部で$1299です。
青いウサギは値段に含まれていません。

そこまでDIY思考でない人たちには、たくさんの素晴らしい3Dプリントサービス業者があり、実際にアウトプットするビジネスを請け負っています。あなたがすべきことは3Dモデルデータをアップロードして、アウトプットされたものがメールで届くのを待つだけです。Ponoko(CNCカテゴリーでも紹介しました)も業者の一つで、彼らのSketchUpワークフローはシンプルでわかりやすいです。

もうひとつの素晴らしい業者は i.materialiseです。この会社の3Dプリンタは人間の等身大の大きさのものが出力でき、経験が豊富で試作が速く、人工心臓弁の試作も行っています。この会社は本当に素晴らしいです。さらに良いことには、できるだけ簡単に3Dプリントが行えるSketchUpプラグインが提供されています。
追記:3Dプリントサービス業者をお探しならwww.shapeways.comもチェックしてください。作成方法がSketchUpと似ていますよ。
これからもこのブログに個人製作の方法をアップしたいと思います。引き続きこのブログをチェックしてくださいね。

投稿:Aidan Chopra、SketchUpエバンジェリスト
原文はこちら
【訳者注:紹介されている業者は全て海外の業者です。】

2011年6月16日木曜日

【翻訳】メーカー・フェアにご参加ください

[Official Google Blogからのクロスポストです]
【訳者注:原文記事は5/20に投稿されたものです。】

Googleの活動はキーボードの前で費やしている活動だけではありません。私たちの多くは自分の手を使って作りたいと思っています。例えば私たちのGoogleワークショップでは、従業員は自分のアイデアを道具や機械を使って試作品を作ります。 ストリートビュートライクを始め、自分で走る車のいくつかの部品はこのワークショップで作られたものです。自分でジップラインを作ったり、巨大レンズでとんでもない実験をしたり、シリーパティーを大量購入した、なんて話もGoogle社員にとってはありえない話ではないのです。

この週末私たちは、自分たちの創作&実験スピリットをメーカーフェア ベイエリア(2011年5/21~5/22開催)の参加者に体験してもらおうと考えました。フェア参加者のミッションは「芸術、工芸、工学、科学のプロジェクトとDIYマインドを祝福しよう」です。

私たちの今回のフェアのテーマは「夢を見てデザインし、作ってみる。その繰り返し」とシンプルです。このイベントで、アイデアを形にするためにSketchUpAndroid Accessory Development Kit (ADK)をどう使うかを実演するなど、Googleのテクノロジーを紹介しようと考えています。


SketchUpで作成されたブースのデザイン

DIYの雰囲気を盛り上げるためにブースはリサイクルされた3つの運送用コンテナーが使われ、大きなスクリーンのテレビと3Dプリンター、CNCカッターと最も重要なロボット(!)が設置されました。SketchUpのメンバーと新しく結成されたCloud Roboticsチームはあなたが作るロボットのデザイン、組立て、プログラミングのお手伝いをします。


私たちのブースでは子供から大人まで楽しめるデモやゲーム、おまけ、体験活動も用意しており、雑誌「MAKE」の編集長Mark Frauenfelder氏などのトークもあります。さらにメーカーフェア開催中は、天気がよければ太平洋夏時間10:00にAndroidで動く気象観測気球の打ち上げを行います。

Google関連のイベントスケジュールを掲載しているGoogleメーカーフェア特設サイトをご覧になってください。また、この週末はtwitterの@sketchupアカウントでフェアの様子をつぶやきますのでチェックしてください。
会場でお会いできるのを楽しみにしています!

投稿:John Bacus、SketchUpプロダクトマネージャー
原文はこちら

【翻訳】バンフの街が3Dマップに

このところSketchUpセールスチームは重要なプロジェクトに取組んでいました。
都市の3Dモデルを集めてGoogle EarthやMapに掲載するプロジェクトです。写真のテクスチャを貼ったり、グレーの建物データを街に見えるようにビジュアル化したのです。
去年私たちはバンフの街にGoogle EarthとMapに載せる街のモデルを作るために訪れました。バンフの地理情報コーディネーターであるSteve Nelson氏は次のように書いています。

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バンフの街はその場所に非常に魅力があり、我々住民と観光客両方に利益をもたらしています。
GoogleのCities in 3D program(街の3Dデータ化プログラム)に参加し街全体の3Dデータを提供することで、従来のメディアでは伝えられなかった方法で街をビジュアル化できるようになりました。


Google Earthで見る、グレーの3Dデータでビジュアル化したアルバータ州バンフの街

訪れる人は道を歩くような目線で街を見ることができます。建物は表示/非表示を選択することができるので、バンフ国立公園と壮大なロッキー山脈の景色が見える宿を選びたい時に役に立つでしょう。
また街に不慣れな方には、到着前に通りや施設がどこにあるかだいたいの感じを掴むことができます。
バンフにはGoogle Earthと提携したRoamという交通システムがあり、バスの運行状況などがわかるようになっています。


グレーの3Dモデルができると、Google Earthモデラー達はこの建物をSketchUpで立派なモデルを作って差し替えようとやる気が出るようです。

3D建物のモデルを使って都市設計家や政策決定者が街並みを分析するのに使用したり、3Dの性能を街のサインプロジェクトのような重要なプレゼンテーションに使えます。私たちは少しずつと壁面を建物の形に当てはめています。例えばTown HallCanada Post officeです。私たちが完成させたいくつかの建物への評価はとても良いものでした!
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あなたの街もGoogle Earthで3D化してみてはいかがでしょう。この活動についてもっと知りたい方はCities in 3D programをご覧ください。

投稿:Brandon Feltman、SketchUpセールスチーム
原文はこちら

2011年6月10日金曜日

【翻訳】地理教師協会にご参加ください

Google Lat Long Blogからのクロスポストです。

Google社の地理に関する製品は、自分の周りにある世界に対する概念化と視覚化、また情報を共有しコミュニケーションする、学生向けの強力な学習ツールとして長年知られています。


今年の秋、私たちは2つのGoogle地理教師協会のホストを務めることになりました。
一つは2011年9月23日~24日にワシントンDCにある地理学協会本部で行われ、もう一つは
2011年9月26日~27日にメイン州ルイストンにあるthe University of Southern Maine Lewiston-Auburn Collegeで行われる予定です。

この教育者向けの無料イベントは、Google社の地理関連製品と技術を使い専門的能力を開発するプログラムを経験していただく予定です。地理教師協会では製品の特徴でもある海や火星、月や空にフォーカスを当てる予定のGoogle EarthGoogle MapsGoogle SketchUpを2日間集中して実際に体験いただけます。

出席者は革新的な教育戦略を学ぶことができますし、同僚とシェアできる資料を入手できます。
Googleの地理教育チームはこのイベントで、説得力のある常に最新の楽しい方法で、教育者が生徒に世界の地理情報を教えることができるようお手伝いしたいと考えています。

もし興味のある方は、この申込書からお申し込みください。抽選に選ばれた方は2011年8月15日までにご連絡します。イベントにご参加できない方には、Google EarthSketchUpで使えるたくさんのオンライン資料をご用意しています。
【訳者注:上記イベントはアメリカで開催されます。また上記イベント及び資料で使用される言語は英語です。】

投稿:Tina Ornduff、Geoエデュケーションプログラムマネージャー
原文はこちら

【翻訳】Google SketchUpプラグイン Product Connectのご紹介

最近、私たちの友人でもありオフィシャルパートナーのIgloo Studios社がSketchUpのProduct Connectプラグインをリリースしました。
このプラグインは3Dギャラリーに存在するたくさんの製品モデルを取り込むプラグインです。


Product Connect対応の3Dギャラリーコレクションは情報が豊富です。SketchUp情報やサイトリンク、寸法やものによっては値段情報や環境統計も含みます。
Product Connectプラグインを使ってプラグイン対応のモデルをSkechUpにインポートすると、表計算ソフトのフォームに属性データ付の製品一覧表としてエクスポートすることができます。
Igloo社の新しい提案によって、製品に対する考え方が驚くほどシンプルになりました。

使い方:
1.Product ConnectプラグインをIgloo Studiosのサイトからダウンロードして、パソコンにインストールする。
2.3DギャラリーからProduct Connect対応のモデルを探して、SketchUpモデルにダウンロードする。


Product Connect対応のモデルがインストールされたSketchUpモデル

3.Product Connectツールセットを開いてReport Makerをクリックする。

Report Makerウインドウ

4.製品表のタイプ(キャビネットや家電製品など)を選択し、Create Reportsボタンをクリックしてください。
プラグインは全ての製品モデル情報と、関連する属性データが記載された表を作成します。

製品情報一覧

現在、何百ものProduct Connect対応モデルが3Dギャラリーで無料でダウンロードできます。
以下の製品もあります。

3Dギャラリーにモデルの掲載を希望する製品メーカーは、どんな製品でもProduct Connect対応のモデルを新しく作成するか、すでにSketchUpモデルがある場合はこのシステムに合うようにアップグレードすることで参加できます。

長年の問題の解決への糸口を示してくれたIgloo社のチームには拍手を送りたいと思います。
このツールがあれば何百ものSketchUpモデルを関連付けてデザインできます。

投稿:Gopal Shah、SketchUpマーケティング
原文はこちら

2011年6月8日水曜日

トレーニング開催のお知らせ

米国Google社より認定を受けたATCトレーナーによるSketchUpトレーニングが2011年7月6日に開催されます。
コースはGoogleSketchUp初級+中級コースと、GoogleSketchUp実践コースです。

初級+中級コース(4時間)

Google SketchUp Pro の機能紹介をしながら、実習していきます。受講者1人につき1台のPC(Windows)を用意しています。
初級トレーニングでは、基本的なコマンドの説明と作図演習、 中級トレーニングでは便利な機能を使った演習を行います。テキスト付き。
SketchUpを初めて体験される方に適したコースです。

主な講習項目
  • SketchUpの特性を理解したモデリング(グループ・コンポーネントの使用)
  • オフセットや、移動・回転・スケーリング演習
  • 他フォーマットファイルのインポート・エクスポート
  • GoogleEarth・3DWearHouseとの連動
  • PhotoMatchを使った写真パース合わせ

実践コース(2時間)

Google SketchUp Proの機能紹介をしながら、実習していきます。受講者1人につき1台のPC(Windows)を用意しています。
実際に建築物をモデリングしながら、留意することや技を学びます。
講習の最後に、受講者様それぞれの疑問や悩みを解決する時間をとりますので、即実践に使われたい方にオススメです。

主な講習項目
  • 図面(DXF)の取り込み、配置
  • 基礎、床、壁、屋根の作成
  • コンポーネントの配置と編集
  • ページの設定と効果的なプレゼンテーション
  • 個別対応
トレーニングの詳細についてはこちらをご覧ください。

2011年6月3日金曜日

【翻訳】300ドルの家への挑戦

最近、SketchUpチームはChristian Sarkar氏から興味深い電話をもらいました。
彼は貧困階層が300ドルで購入できる手頃な家を作ろうとしており、デザインできる人を探しているとのことでした。最初私たちは懐疑的でしたが、Christian氏の情熱と思慮深さ、考え方に魅了され、SketchUPユーザーこそこの問題を解決できるのではないかと思いました。その取組みをご紹介します。

課題:
300ドル以下で建てられて家族が安全に過ごせて夜も眠れる、様々な危険から守られて威厳のあるシンプルな家をデザインする。


このプロジェクトはデザイナーから建築家、学生から教授まで広まり、貧困層の住宅問題の解決を目指して様々なデザインが提出されました。
300ドル住宅プロジェクトは雑誌「Harvard Business Review」のブログでダートマスのVijay (V.G.) Govindarajan教授と共著者のマーケティング専門家であるChristian Sarkarによる新しいビジネスへの挑戦として始められました。

デザイナーが自由に投稿したデザインについてレビューやディスカッションが行われます。「デザイナーや建築家にはこのプロジェクトを慈善事業のケーススタディではなく、ビジネスチャンスと捉えてほしい。このデザインコンテストで、未開拓の世界的なマーケットに革新的な人々が参入することになるだろう。」とGovindarajan教授は語っています。

このコンテストではオンラインコミュニティと、レゲエのスーパーグループSteel PulseのメンバーであるDavid Hinds氏をはじめ、Yves Behar氏やRahul Mehrotra氏、Bob Freling氏、Stuart Hart氏などのベテラン審査団により受賞者が決定されます。

受賞者は賞金の他に奨学金を手にすることができ、300ドルの家を実際に試作するのと工場で生産できるように運用する2週間のワークショップに参加できます。

最近、経済雑誌「The Economist」が300ドルハウスの特集を組みました。記事を引用します。

いくつかの新興国の政府は ますます増加するスラム街の問題を解決するには、貸し主の一存だけで立ち退きを要求されることのないよう借り主の権利を保護しなければならないこと(借地借家権の安定)に気がつき始めています。そして欧米の経済停滞に直面している大企業は、貧困層ビジネスに大いに興味を持っています。IdealabのBill Gross氏は貧困層向け住宅の経済効果は少なくとも4,240億ドルになるだろうと予測しています。地球をスラムの惑星にしないためにも、貧困層向けの住宅はより価値のあるものとなるでしょう。

コンテストに応募された作品はこちらでご覧になれます

投稿:Gopal Shah、SketchUpマーケティング

原文はこちら

2011年6月1日水曜日

Google SketchUp 8 公式ハンドブック予約販売のお知らせ

待望のGoogle SketchUp 8 公式ハンドブックを6月1日から予約開始いたします。

  • 表紙: カラー
  • 本文: モノクロ
  • ページ: 約250ページ
  • 出版元: 株式会社アルファコックス
  • 商品の寸法: A4
  • データCDつき
    演習形式で使用可能、コマンドリファレンスとして使用可能
  • 価格: 7,000円(消費税、送料別)
6月30日18:00までにお申込みいただいた方には、超特価で販売します。
特別価格: 7,000円 ⇒4,200円

予約開始:2011年6月1日
出荷開始:2011年6月15日
順次発送いたしますので、お届けまで数日かかる場合があります。


ご予約はこちら 
アルファコックス オンラインショップへリンクします。

予約特典は終了いたしました。(6/15)
【予約特典】 予約期間中(2011年6月1日9:00~6月15日9:00)にお申込みいただいた方には、オリジナルハンドタオルを差し上げます。
(一回のご注文につき一枚までになります。一回に複数冊のご注文でも一枚のみとなります。)



※画像はイメージです。変更する場合がございます。

※予約受付中にその他商品と合わせてご注文いただいた場合は、公式ハンドブック以外を先に発送させていただきます。