2012年1月11日水曜日

【翻訳】狭い室内を見やすくするには

小さな部屋をモデリングしていると、部屋の中を見るのが大変です。壁と天井が邪魔して見づらくなります。
解決法の一つとして、ドールハウスのように天井を取ってしまい、上から作業をする方法があります。部屋の角から眺めるシーンを作成して、視野を90度といった超広角に設定するユーザーもいます。


狭い室内を外から見るのは至難の業です。


天井を取って上からの視点に切替えました。
便利ですが面倒です。


部屋の角に立って視界を広く設定しましたが、
この見え方は自分がハエになったような気分です。

上記のテクニックはある程度有効ですが、個人的にはこれでは本を鍵穴から覗き見て読んでいるようなものです。
小さな部屋をモデリングする時には、SketchUpの両面にそれぞれ異なるマテリアルを付加する、という私の好きな方法で作成するのが有効です。


スーザンとサンの間にある面は、片側が黄色で片側が緑と異なっている。


不透明度を0にしたマテリアルを作成し、緑の側にペイントするとシースルーになる


エンティティ情報のダイアログボックスを見ると、前面が黄色で背面がシースルーになっている

外側の面に透明なマテリアルを付加することで、中が見えるようになりました。とてもシンプルでとても便利な方法です。


全ての外壁に透明なマテリアルを付加しました。内壁は不透明なままです。


私のモデルをオービットでいろいろな角度から見てみます。
床からも見ることができます。

投稿:Aidan Chopra、SketchUpエバンジェリスト
原文はこちら