2012年3月29日木曜日

【翻訳】私の好きなコマンド「コピーに名前をつけて保存」

Mitchel氏はSketchUp Proで加工製造工場のmassively intricate modelsを作った機械エンジニアです。Mitchel Stangl氏と会うといつも新しい発見があります。最近彼がSketchUp本部に訪れた時に教えてくれた、ファイルメニュー>コピーに名前をつけて保存(彼の提案により加えられたらしい)コマンドで私のワークフローが改善されました。

SketchUpで大きなモデルをモデリングしている時には、うっかり大事なパーツを消してしまったり、またあまり無いことですがファイルが壊れた時などにすぐ前のバージョンに復旧できるように、私は数時間ごとに別ファイルで保存します。

今までは8時間前のものは「名前をつけて保存」でプロジェクトフォルダにコピーを作成していました。ナンバリングしたファイルがたくさん作成されます。数字が大きいファイルが最新のものです。下のスクリーンショットをご覧ください。わかりやすいと思いませんか?

「名前をつけて保存」でナンバリングしたファイルを作成するのは簡単かつ有効な方法です

このやり方には問題が2つあります。まず第一に、作成してからしばらく間が開いてしまうと、最新ファイルがわからなくなることがあります。(別フォルダに保存していることを忘れているかもしれません)
第二に、LayOutで作業をする時は、リンクされたSketchUpファイルは常に最新のファイルでなければなりません。なので別名でファイルを保存すると、その都度新しいモデルのリンクをLayOutに手動で貼り直さなければなりません。これは大変です。

定期的に「名前をつけて保存」で別名で保存をしていると、LayOutのワークフローでやっかいなことになります。最新のモデルをLayOutファイルにリンクし直すのに時間がかかります。

「名前をつけて保存」の代わりに「コピーに名前をつけて保存」を使うと、この2つの問題が解決します。名前をつけ直さなくても別ファイルで保存ができます。保存されたバージョンはナンバリングされて保存されますが、マスターバージョンは常に同じ名前になります。どのファイルが最新か混乱することもなくなりますし、LayOutの作業もリンクを貼り直す必要がなくなります。


「コピーに名前をつけて保存」を選択することで、同じファイルで作業を続けながらモデルのスナップショットを保存することができます。古いバージョンを別のフォルダに保存して整理するのが好きです。

いい方法を教えてくれたMitchel氏に感謝します!

投稿:Aidan Chopra、SketchUpエバンジェリスト
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