2015年1月19日月曜日

【翻訳】クリーン モデリングの価値

David Heimは木工専門の本や雑誌のベテラン編集者です。
消費者レポートで28年のキャリアを経て、FineWoodworking magazineに移籍しました。
Davidは4年以上にわたって執筆活動とSketchUpの教育を行い、彼はどのようなプロジェクトでもSketchUpでプレビューするまで開始しないといいいます。
これでDavidが木工職人のモデリングの原則に関して、SketchUpdateのゲストポストの一人として選ばれました。

私は最初にDave Richardsのクリーン モデリングのフェイズを3D Basecamp2014で聞きました。
後でDaveが私に説明してくれたので、クリーン モデリングが、『小さいことを気にかけることを学ぶ』という、基本的な意味でシンプルなコンセプトであることがわかりました。
もしモデルが"クリーン"でなければ、小さな欠陥があなたや将来においてそれを作りたいと思っているだれかを変えることを妨げてしまう。
私が数年前に作ったシェーカー架台テーブルのクリーンモデリングの原則をもっとよく見てみましょう。
いいですか?本当に、なぜクリーンモデリングが重要なのかというよい例になっています。

このシェーカーテーブルのモデルはかなりよく出来ている様に見えるけれども、実際には多くの欠陥があります;それらを見つけ出し、修正することがクリーンモデリングの全てなのです。

消えた面:私は架台式テーブルモデルを充分に検討する為に、SketchUcationの木工フォーラムで共有することを考えました。
すると、何人かは即座に回転脚の面が無くなっていることを指摘し、私にサイズを落とさせました。それは思いもよらない最適な手段でした。
そのモデルにはいくつかの問題がありました。
面をなくしてみましょう。
それは等倍のスケールで小さなジオメトリーモデルを作成するときに発生します。
もし、スケールアップして脚の面がなくなってしまうのであれば、その面を事前にセーブしておきます。

左図の青い部分は面が見えなくなっています。右図ではスケールアップしてフォローミーツールを使ったところ、面を表示することが出来ています。 

普通、このように面がなくなってしまった時、ラインツールを使ってエッジをトレースしていって修正するでしょう。
しかし、このような場合はスケールアップしてから、フォローミーツールやソリッドツールを実行する方がよいでしょう。
Dave Richardsは、通常は出っ張ったり交差したりするコンポーネントをコピーしてから、オリジナルのモデルを修正します。
それから、コピーしたコンポーネントを100倍や1000倍のスケールをかけてから修正を行います。
こうすれば、小さな漫画消失してしまう様なことはありません。

更に細かい部分で:アーチ型の脚の分を検査すると、その底の部分に小さい問題がありました。
もし、ThomThom's Solid Inspector extensionを使えば、コーナーの部分に不明なラインがあることがわかります。
それはほんの1/64インチの長さしかありませんが、確かに存在しています。
これは同様に逆側のコーナーにも存在します。
このように面からラインが飛びだしてしまう様なことは一定の作業を行うときにみられる現象です。 記述;ThomThomより先頃リリースされたSolid Inspector².で“StrayLines.rb” を試してください。 
http://www.smustard.com/よりダウンロードできます。

Solid Inspectorは脚の底に突き出たラインを見つけ出します。このエクステンションは消去すべき無駄な部分を見つけ出すのに、非常に有意義なツールです。

面を合わせる:可視出来る面はきちんと表面で統一させなくてはなりません。と同時に、見えない面の穴、へこみ、ほぞ穴などにも面の向きの処理が必要です。
これらの要素を作成するならば、正しい面に表示させる様に時間を要さなければなりません。
もし面が裏返っていれば、面上で右クリックして「面を反転」を選択しましょう。

湾曲した面のソフトニング/スムージング:しばしば、一定の形状をプッシュ/プルして湾曲した面が生成すると、その時にカーブを分断する要素としてエッジが生成されています。
そのエッジは非表示は出来ますが、まだ面は分断されています。
エッジを無くすより良い手段は、ソフトニング/スムージングです。

曲面のエッジを非表示にすることは、エッジがないだけで小さい連続面をそのままにしておくことです。本当に表面をスムーズにするならば、エッジのソフトニング/スムージングを使います。

コンポーネント軸の設定:もしコンポーネントの軸が完全に整列されていなかったら、コンポーネントを作成する時にその軸を設定すべきです。
もしもCutList extension.を使おうとしているのであれば、それは特に重要なことになります。
コンポーネントサイズの計測は、バウンディングボックスのサイズに依存します。
過大なバウンディングボックスは間違った計測結果の原因となります。

クリーンナップ:最後にファイル容量を減らします:未使用のコンポーネントや、複数のグループで重複して使用されているコンポーネントのコピーをパージし、テクスチャーを圧縮します。ThomThom's CleanUp³ extension はこの処理をすることを早める手助けとなります。
もし、私のアドバイスが明白すぎるというのであれば、あなたのモデルは既に美しくクリーンになっているはずです。

投稿: David Heim, ゲスト執筆
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