10K DesignはJames Horner氏を中心にイギリスを基盤として活動するデザイン会社です。
業務内容は多岐に渡り、サイトデザイン、サイトのバックエンド開発も行いますが、一番得意とする分野は建築設計と3Dモデリングです。
James氏に会社とSketchUp Proを使った作品について話を聞きました。
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10K Designでは、一般の人にも専門家にも同じように質の高いデザインを提供しています。
特別な仕様の建物のデザイン、建築基準に準拠する図面の作成など、建築プロジェクトの全ての段階で何らかのお手伝いができる建築家がスタッフにおります。
私たちのポートフォリオには、イギリスのテレビ局チャンネル4の番組、Grand Designsで紹介された家もあります。
私たちは建築プロジェクトの一部として、または個別にレンダリングやアニメーション用のモデルを提供しています。
SketchUp Proはデザインの主要ツールとなっており、クライアントにもモデルをダウンロードして見てもらい、レイアウトを試したり家具を配置してもらったりすることもあります。
10K DesignではSketchUp Proをほとんどのプロジェクトで使用しており、特に初期段階でよく使っています。
デザインツールとしてまたコミュニケーションツールとして、施工段階で詳細を詰めるのにも使用しています。
測量図をDWGまたはDXFフォーマットで入手することも通常私たちのワークフローに組込まれており、まずDWGまたはDXFファイルをCADソフトで開いてある程度のアイデアを反映させます。
その時にSketchUpにインポートすることを考慮して多角形を使用し、エッジの数を最小限にします。
SketchUpにインポート後はオブジェクトをプッシュ/プルし、必要なコンポーネントを作成またはダウンロードして空間にモデルを作成していきます。
この段階でクライアントにモデルをダウンロードしてもらい、SketchUpで見てもらいます。
プロジェクトのオーナーであるクライアントには積極的に参加してもらいたいと考えています。
クライアントとの共同作業の後はモデルを立面図や断面図にして使用したり、他のCADやBIMソフトで施工計画書を作成するのに使用します。
製品メーカーや土地開発業者など、プロジェクトの資金調達用のプレゼンテーションに使えるモデルを希望しているクライアントもいらっしゃいます。その場合は視覚的に訴えて印象に残るプレゼンテーションの作成が最優先となり、専用のモデルを作成できることも私たちの重要な仕事になります。
このような課題に対応できる費用効果が高いソフトは、シーンやレイヤー、コンポーネントを駆使してインタラクティブな3Dモデルを簡単に作成できるSketchUp Pro以外にありませんでした。
アニメーションやレンダリング画像、立面図や断面図などの正投影図と多方面に使用できます。
繰返しになりますが、私たちのクライアントはSketchUpのモデリングサービスを、費用効果が高くて要望を叶えてくれると絶賛してくれています。
今製造会社では、自分でデザインして家を作る人たちに自社の製品を売りたいと考えています。SketchUp Proを使えばこのサービスを実現できるのではないかと思っています。
投稿:James Horner、10K Design
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