2011年11月15日火曜日

【翻訳】SketchUp ケーススタディ: André Silva

今回のケーススタディはAndré Silva氏です。André氏はポルトガルのリスボン在住のフリーランサーで、主に産業プロジェクトと技術説明図に関する仕事をしています。彼は現在建築と考古学のプロジェクトにも関わっています。
彼に話を聞きました。

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私が機械装置を3Dでモデリングできるシンプルなソフトを探している時に、SketchUpを教えてもらったのは今から3年前のことです。最初に使った時は期待外れで、機械のモデリングが本当にできるかどうか疑わしく思いました。その大きな理由は、SketchUpがGoogle Earthのモデル作成のために開発されたソフトのように思えたからです。


しかし数日練習した後は、誰でもこのソフトを使えば何でもすばやく簡単にモデリングができることに本当に驚きました。どれくらい簡単かというと、当時私が使っていたAutodesk Mechanical Desktopで4時間かけてモデリングしていた金網が、SketchUpでは50分しかかからなかったのです。


もちろん、これらのソフトには重要な違いがあります。SketchUpはCADソフトではありません。しかし作品を作る必要があり常にシンプルなソリューションをお探しであれば、SketchUpは間違いなくベストソリューションでしょう。





それ以来、図面の作成や技術書の3Dモデルビュー(大抵は部品のリストや分解図)だけでなく、小さな機械プロジェクト開発では重要なヘルパーとして、日常的にSketchUpでモデリングをしています。
機械パーツとの干渉に関する基礎解析や組立順序の研究はSketchUpで簡単に行えます。


SketchUpが仕事で役に立った最近のよい例は、銅シリンダーのリフティングアダプターの研究と計画書です。
これは最初のスケッチから最終製品までSketchUpで開発したシンプルなプロジェクトです。全てのプレゼンテーションと組立図、そしてプレゼンテーションビデオまで簡単にすばやくSketchUpで作成できました。





この前から私は別のSketchUpの新しい使い方を始めました。Blenderでの建築や無機物のプレ・モデリングツールとしてです。この方法でBlenderでのモデリングが劇的に簡単になりました。この使い方はこれから研究し続けるテクニックだと思います。



最後に私見ですが、SketchUpの唯一の問題はLinux版が無いことです。みなさんどうしているのでしょうか。

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原文記事の編集者から:数名のLinuxユーザーがWindows版のSketchUpをWineで動かすのに成功しています。
Wine Wikiで詳細情報を提供しています。

投稿:Chris Cronin、SketchUpチーム
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