2018年1月17日水曜日

2018年はLayOutを利用して図面を作成しましょう!

SketchUp Proには一般に知られている3Dモデリング以外にもアプリケーションがありますがご存知でしょうか?


クライアント、計画書、請負業者(全ての関連業者)に新たな企画を知らしめるには2D図面を使用して設計と詳細を発表します。

このブログを読むと解りますがLayOutSketchUpモデルをの表示、図面、それらのプレゼンテーションや資料として縮尺をもった紙媒体を作成するのに適しています。




Dan Tyree提供


SketchUp ProLayOutの組み合わせは図面を作成するのに役立つように設計されています。次のステップを踏んでLayOutを学んでみましょう。


図面とその作り方はLayOutの開発チームが考えに考え、時にはため息を吐きながら、時には夢に見ながら使いやすいように作成しました。LayOutではより良い図面を作るための専用ツールです。


LayOutSketchUp Proを持っている方なら誰でも使うことができます。インストールの際に一緒にインストールされる仕組みになっています。

 縮尺図の作成


SketchUpモデルはLayOutでのみスケールの設定ができるわけではありません。

LayOutはスケールをもって2Dのドローイングが可能になり、SketchUpモデルに対してもモデル上に詳細スケッチを書き加えたりSketchUpモデルの線画に関して直にLayOut側から編集することも可能になっています。

2D図面を作成するためにSketchUpでモデルを再表示したり平面表示をするために
必要に応じてスケールを再設定したり、表示サイズを変更できます。また、スケール設定された図面はLayOutの寸法ツールが対応しています。

スケッチアップビューポートを補間したりスケッチしたりすることができます。スケッチアップビューポートは、スケールで描画(および寸法設定)することができます。

 

ドローイングの方法


開発チームでは図面の詳細をより簡単に描画するためにLayOutの既存のツールセットにたくさんの微調整と改良を加えました。以下は特に改良が成功した部分です:
 
2点弧ツールを使用して接線ポイントを見つけることができます。これを使用して指定された半径の面取りとフィレットを作成できます。 


行を編集するときに、複数のセグメントとポイントを選択して、選択範囲にエンティティを追加または削除することができます。



描画中にLayOutが新しい線分を既存の線分に自動的に結合しないようにするには、右クリックメニュー項目を追加してそれをオフにします。

 

グループ編集とエンティティロック


スケール設定された図面を取り扱いやすくするために開発チームではLayOutの常連利用者がすぐに気付く重要な変更を行いました。LayOut内でグループ化されたエンティティの編集はSketchUpのグループ編集と同じようになっています。
 
オマケ:グループの編集中に「ドキュメントの残りの部分」の表示を制御することもできます。 
レイヤーそのものをロックするだけでなくSketchUpのように個々のエンティティを簡単にロックして誤った選択を減らすことができます。

.000001 "に描画


LayOutでは測定値の計算方法を改善しました。したがってかなり正確に数値表示できるようになりました(最大0.000001インチ)。つまり、LayOut1 / 64 "0.015625")になります。
このことでより正確な寸法を入れることができます。

クリッピングマスク付きの2つのSketchUpビューポート: 1つの正確な寸法文字列

 

 LayOut:A +は他との連携に優れています


最後になりますが開発チームは全ての人がLayOutだけで作業するとは思っていません。他のCADを使用することもあるでしょう。既存のCADコンテンツはLayOutにインポートして既定の用紙に収まるように縮尺を設定することがでます。
 
またLayOutから書き出すDWGの品質も格段に向上しました。SketchUpモデルを配置するだけではなく、他のCADアプリケーションのデータも取り込んでより良いプレゼンテーション資料ができることを心より祈っています。




投稿:Sandra Winstead
  (SketchUp ProのLayOutプロダクトマネージャー)








(翻訳:田中雅子)

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