2012年4月27日金曜日

【翻訳】SketchUpの新しい拠点

Googleの一員でいる間にSketchUpは世界で最もポピュラーな3次元モデラーになりました。
実際に2011年で30,000,000本もの出荷がされています。
この結果をSketchUpの関係者は非常に誇りに思っていますが、まだまだやりたいことがあるのも事実です。
私たちの製品を手にした何千万人ものユーザーや開発関係者の方にもっとたくさんの利益をもたらすことこそ、使命だと考えています。

本日、Google所属のSketchUp関係者がGoogleを離れてTrimble(トリンブル)の一員になったというご報告をいたします。
今回のことで私たち関係者は、当初からSketchUpを使用していたモデラーや将来的にSketchUpを使うであろう人たちに対してもっと深く関わっていくことができると考えています。

デザイナーや建築士、また各種メーカーの担当者など、彼らはSketchUpに対していつも前向きに接してくれていました。
今後はトリンブルからの投資を受けて、機能などもより一層の進化を遂げるでしょう。
既存のユーザーの方々には、建築・建設業界またはエンジニアリングなどの世界において、トリンブルの経験や知識がSketchUpに加わることでより良くなることは明確だと思われます。

トリンブルの新しい仲間と共に、私たちは直感的で楽しいこのツールを発展させ続けるように努力します。
もしあなたが多様な(例えば木工製品などを作成する技術家庭の授業やジオモデル、映画など)SketchUp愛好家の一人でしたら、心配は無用です。
SketchUpは存在し続けます。 私たちの使命は誰もが使える3次元ツールを世の中に送り出すことです。
無料版のSketchUpはこの状況において最も重要な部分になります。なので今の段階ではこの考え方に変化はなく、変わりません。

Googleには感謝して止みません、私たちの想像以上の数のSketchUpユーザーが誕生しました。
またトリンブルにも感謝します。トリンブルはSketchUpの開発を続けさせてくれます。
強い追い風が私たちの背後から吹き、正面からはサンサンと太陽が降り注いでいます。
こんな環境下での航海を私たちは望むところです。

2012年4月26日
John Bacus、Productマネージャー SketchUp
原文はこちら

2012年4月19日木曜日

Curviloftでカーテン作成

以前このブログでもご紹介したCurviloftで、カーテンを簡単に作成する方法をご紹介します。


1.フリーハンドツールでカーテンのヒダの形状を描く

2.作成したいカーテンの高さに合わせて5-6個くらい適当にコピー

3.それぞれの形状をカーテンの閉じ具合に合わせて、尺度ツールを使って調整する

4.全て選択してCurviloftの「Create loft junctions by surfaces based on spline curves」ボタンをクリック

5.Curviloftのプレビュー画面になるので、よければチェックボタンで進む

6.カーテンの形状が作成されるので、よければドアのボタンかスペースキーを押して確定。
グループが作成されます。先ほどのフリーハンドの形状を編集して、また同じようにカーテンを作成することができます。

7.窓にカーテンを一つつけました。反対側のカーテンも作成します

8.カーテンをコピーして尺度ツールを選択、真ん中の線を選択して「-1」と入力すると反転します。

9.カーテンのできあがりです。

Curviloftのダウンロードはこちらから

2012年4月18日水曜日

3D素材&テクスチャ集 ~医療・介護編~

本日より「3D素材&テクスチャ集 ~医療・介護編~」を販売いたします。
アルファコックスが各メーカー様の協力をいただきまして作成したGoogle SketchUp専用素材集です。
第一弾は医療・介護の現場に特化した素材集になります。

医療用診察台やベッドなどの製造販売をしている株式会社高田ベッド製作所様、床材、壁紙、住宅建材を製造販売している東リ株式会社様にご協力をいただき、SketchUp 内で使用できる素材集を制作しました。


病院、介護の現場で使用されている製品の一部を対象としたコンポーネントを23種336点(色バリエーションを含む)、壁装材・床材のテクスチャを107点、医師、看護師、患者などの3D人物データも収録されており、この素材集で臨場感のあるシーンを表現できます。
3Dモデルなのに、データ量が軽くモデルに負荷を与えません。

詳しくは収録内容をご覧ください。

2012年4月6日金曜日

【翻訳】Google Model Your Town コンテストに投票しよう!

今年のGoogle Model Your Town コンテストには212チームの応募がありました。応募のあった何千ものモデルはほとんどが素晴らしいもので、この中から最終候補を決めるのは本当に大変でした。
2012年、最終選考に残った6チームは次のチームです(アルファベット順)。


Evansville、インディアナ州、アメリカ合衆国 | 3Dギャラリーでコレクションを見る
モデラー:Randall Crane


Getaria、Gipuzkoa、スペイン | 3Dギャラリーでコレクションを見る
モデラー:Josetxo Perez Fernandez、Pedro Domecq Aguirre


Leominster、Herefordshire、イギリス | 3Dギャラリーでコレクションを見る
モデラー:Tom Harvey


Lowell、マサチューセッツ州、アメリカ合衆国 | 3Dギャラリーでコレクションを見る
モデラー:Beryl Reid


Toruń、Kujawsko-Pomorskie、ポーランド | 3Dギャラリーでコレクションを見る
モデラー:Arkadiusz Pawlowski、Górniak Grzegorz


Zielona Góra、Lubuskie、ポーランド | 3Dギャラリーでコレクションを見る
モデラー:Tomasz Szular

最終選考に残った街のツアーをご用意しましたので、お楽しみください。


投票をお願いします!

皆さんの投票によりこの中から大賞の受賞者が決定されます。それぞれの街を1分で紹介するビデオと、ダウンロードしてGoogle Earthで表示するKMLファイルをご用意しました。審査の上、最も優れていると思う作品に投票してください。

参加いただいた全ての方々に感謝します。今年のモデルは本当に素晴らしい作品ばかりです。

投稿:Allyson McDuffie、Google SketchUpチーム
原文はこちら

2012年4月3日火曜日

【RUBYライブラリ更新】Tools On Surface_1.8a

世界中のSketchUp用の有益なrubyスクリプトを紹介しているruby library depotの中から、SketchUp日本語版でも稼働するrubyをご紹介いたします。

Tools On Surface_1.8a

ToolsOnSurface は、3Dサーフェス上で動作する描画ツールのセットです。以下のツールを利用できます(バージョン1.5~):
Line:角度管理による線(単独の線、鎖状の線)
Shapes:長方形、半径/直径による円、3点による円、多角形、円弧、平行四辺形、楕円とセクター
Contour Offset:輪郭オフセット
Freehand / Polyline:フリーハンド、多角形(point & click mode、drag-over mode)

ツールは面上、あるいは面がない状態で動作します。
ToolsOnSurface で描画するすべての輪郭は、2つのツールによってさらに編集できます。
Eraser:消しゴム(個々のセグメントを削除する)
Editor:頂点の移動、追加、削除


ダウンロードはこちらから。
SketchUp Proユーザーの方は解説もご覧になれます。

2012年4月2日月曜日

【翻訳】Product Connectで実際の製品モデルを使ったデザインがより簡単に

私たちの友人でもありオフィシャルパートナーのIgloo Studios社が去年リリースした、SketchUpモデルをインポートして管理する、デザイナー向けのProduct Connectプラグインの新しいバージョンがリリースされました。Igloo社のサイトからダウンロードできます。今回のバージョンで、実際の製品モデルを使ったデザインがより簡単にできるようになりました。

今回のバージョンの概要をビデオでご覧ください。


新しいバージョンのProduct Connectは何千もの製品モデルと、3つのプラグインがベースになっているツールを表示します。

Get Products

Get Productsで300ものブランドまたはノーブランドのコレクションを見ることができます。

Get Productsは3Dギャラリーの中から簡単に既存の製品モデルをダウンロードできる新しいツールです。3DギャラリーからProduct Connectコレクションを直接表示し、ブランドまたはノンブランドの300近いサブコレクションの中から製品を選ぶことができます。関連情報が追加されているProduct Connect Enabled(Product Connect対応)のカタログから商品を選択することもできますし、またBuilding Productモデルを選んで自分で関連情報を追加することもできます。

Product Editor

Product EditorでDeltaの蛇口に関する情報を記載する

新しいProduct Editorツールでは、自分でProduct Connect対応モデルを新しく作ることができます。SketchUpコンポネント(マテリアルを含む)をアクティブにしてProduct Editorを起動すると、製品タイプや製品名など必要な情報を追加することができます。既存のProduct Connect対応モデルに値段や仕様などの情報を追加するのにも使えます。

Report Maker

Report Makerは製品スケジュールを作成し、LayOutにペーストできる

デザインが完成してProduct Connect対応のコンポーネントを配置したら、バージョンアップされたReport Makerツールで製品スケジュールをcsvフォーマットに保存できます。2-3回クリックするだけで、製品リストには実施設計図一式が記載され、見積を作成したり、設置場所や使用方法の整理に使えるようになります。

Product Connectに対応させたいSketchUpコンポーネントのコレクションをお持ちの方にはアップグレードしてくれるサービスがあります。またはProduct Connect対応の製品をこれから作成したい方にも提供サービスがあります。詳細はIgloo Studios社にお問合せください。

投稿:Gopal Shah、SketchUpマーケティング
原文はこちら