2012年9月19日水曜日

【翻訳】SketchUpでエッジから屋根を生成する

SketchUpの操作指導をする際に、恐らくは簡単な家をSketchUpで作成して屋根まではスイスイと作成することができると思います。
しかしながら実際に屋根をデザインする段階になると上級者であっても常に一筋縄でいく作業ではありません。
これらの屋根形状のデザインやモデリングの生産性を上げるために、プラグインアプリケーションをこのブログでいくつか紹介しました。

本日は「BuildEdge PLAN」という新しいプラグインを紹介します。
このプラグインでは迅速にまた機能的な屋根を形成するために、少しですがBIMを使 います。
これらのプラグインがどのように動作するのかは以下の動画をご覧ください。



もしこの動画を落ち着いて見ていられないほどだった場合にはまずは試してみてはいかがでしょうか?

壁を描く:2次元のビューで壁のアウトラインを描くというよりは、むしろPush/Pull ツールを使って希望の高さまで壁を展開していく方法をとります。この場合には即座に3次元の壁を作成できるようになります。それぞれの壁は簡単な線を引くようなイメージで簡単に入力が可能になります。

壁の編集:グループ化やコンポーネント化をしてからそれらを編集する過程は少々面倒かもしれません。BuildEdge PLANを使って作成された壁は簡単に動かくことができ、また動かした壁に接している壁(屋根は除く)は先に移動した壁に追随して動き ます。

屋根の作成:勾配をもった屋根を3次元で作成する場合、簡単ではありません。適切な屋根形状を作成するためには互いに交差でいるように計算をしなくてはなりません。また軒先の位置を突き出したり、複雑な形状の屋根の作成を構想した場合には、そのモデル作成や計算などに結構な時間が必要となります。

 BuildEdge PLANは屋根のアウトラインからシンブルな形状を作成していきます。屋根傾斜や軒先を指定すれば、指定したように屋根モデルを作成します。 またこの製品を使うと各屋根が個々に属性を持ち、ちょっとしたカスタマイズも可能になります。



屋根の編集:BuildEdge PLANは壁と屋根に相関性があるので、作成した家のモデルを修正や編集、移動などを行った場合にはそれに伴い、壁や屋根を変更することが可能です。このことでモデリングをかなり迅速に行うことができます。
使い方も簡単でほ とんどが1クリックで可能になっています。

現在、BuildEdge PLANのMac版を準備中です。Win版はすでに利用可能です。
開発者たちはこの製品の為に操作マニュアルを作成しているところです。
このプラグインはSketchUpでモデリングを行う方々にとっては非常に役立つと同時に、今後誰かにSketchUpを教える際には屋根部分のモデリングを端折らないでこのプラグインを使って教えてください。

投稿:Mark Harrison、 SketchUp マーケティング部門
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