SketchUp の新機能、強化された機能、およびバグの修正については、リリースノートをお読みください。
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今回のリリースでの新機能をご紹介します。
Ruby プラグインの改善
このバージョンのSketchUpでは、簡単なUIでRuby拡張機能のインストールやアップグレードが可能です。通常、Ruby拡張機能は複数のファイルで構成されています。そのため、Rubyデベロッパーは従来、これらのファイルを標準の.zipファイルにまとめてから、このファイルの解凍方法と配置場所をユーザーに指示する必要がありました。
このバージョンでは、ファイルを.rbz 形式にまとめることができるようになったため、ユーザーは、[環境設定] > [機能拡張] に移動して [拡張機能をインストール] ボタンをクリックすることにより、簡単に読み込みが可能になりました。
すべての Ruby プラグインをオフにする機能: このリリースでは、トラブルシューティングの目的で、さらに簡単に Ruby プラグインを無効にする(また、再び有効にする)ことができるようになりました。
Ruby プラグイン フック: 上記の機能に加えて、API フックが追加されたことにより、デベロッパーは独自の Ruby 拡張機能マネージャを簡単に記述できるようになりました。
Colladaの改善
Google では、SketchUp での Collada ファイルのインポートやエクスポートについて、Khronos Groupの定めたCollada公式規格に準拠させるよう努めてきました。その一環として、公式のKhronos Colladaテストスイートを使用し、92%のCollada 規格準拠を実現しました。今回のバージョンから、SketchUpはエクスポートファイルにテクスチャ名を保持することができるようになりました。他のレンダリングツールでCOLLADAファイルと連携しやすくなります。
アドバンス カメラ ツールがPro版に標準インストールされました
このブログでも3月にご紹介したアドバンスカメラツールがPro版にデフォルトでインストールされるようになったため、別個のプラグインが不要になりました。Pro評価版の使用期限がわかりやすくなりました
Pro版の評価版の使用期限は8時間ですが、以前のバージョンは8時間経つと自動的に無料版に切り替わっていました。このことで評価期間が終わったことに気がつかないユーザーや、せっかくPro版を購入したのにライセンスを入力し忘れたユーザーから、「なぜPro版の機能が使えないのでしょうか?」という問合せが相次ぐという問題が起こっていました。今回のバージョンからは、Pro版の評価期間が終了した後に無料版に戻らなくなりました。代わりに、ライセンスを購入するか SketchUp(無料)にダウングレードするよう求めるメッセージが表示されます。
OS X Lionへの正式対応
SketchUp M2 では、Lion オペレーティング システムに正式に対応しています。詳しくはリリースノートをご覧ください。
投稿:John Bacus、SketchUpプロダクトマネージャー
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