2011年10月5日水曜日

【翻訳】古代と現代の3Dローマ旅行

ローマは本当に「永遠の都」です。2500年以上にも及ぶ歴史の中で王政から共和政、帝国時代を経て、後にカトリック徒にとっての中心地であるバチカン市国のある場所として、それぞれの歴史が現代ローマの景観に影響を与えています。私たちはローマの街に何千もの新しい3D建物をリリースしました。Google Earthを使用して、様々な年代が入り混じり、重構造の建物が建ち並ぶローマの街を旅することができます



では古代ローマ共和国の中心部だったフォロ・ロマーノの遺跡から旅を始めましょう。ここから簡単に、後に続く帝国時代の建物であるコロッセオやトラヤヌスの市場に行けます。


フォロ・ロマーノからコロッセオが見えます

次に北西に向きを変え、パンテオンからナヴォーナ広場へ向かいましょう。パンテオンは何度も再利用された歴史的な建造物です。共和国時代に建てられたものですが、帝国時代にポーチを改築し、そして後に教会として利用されました。ナヴォーナ広場は帝国時代に造られた競技場が元になっており、広場中央には歴史上有名な噴水があります。


ローマ中心部にパンテオンとナヴォーナ広場が見える

最後に、サン・ピエトロ大聖堂やベルニーニによって造られたサン・ピエトロ広場を囲む支柱など、ルネッサンス期やバロック期の偉大な建築物が多く残るバチカン市国へ向かいましょう。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂と広場

現在の美しいローマの街を旅をお楽しみください!
Google Earthでローマの街を見るにはGoogleマップのEarthビューを使うか、Google Earthの「建物の3D表示」レイヤーをオンにして「ローマ、イタリア」で検索してください。また、Google EarthギャラリーからKMLツアーをダウンロードして、バーチャルツアーをお楽しみいただけます。
また私たちは数年前に3Dで見る古代ローマをリリースし、西暦320年のローマの街を再現しています。これも忘れずにチェックしてみてください。
それからいつものことですが、Google ビルディングメーカーGoogle SketchUpを自由に使ってあなたの街に建物を増やしたり、もっとよい建物を作ってみてくださいね。

投稿:Mason Thrall、プログラムマネージャー Geo 3D
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